事業所のご紹介
「ヤッター!」「できたよ!」があふれる場所に
私たちは、子どもの中に宿る自然な「好き」を大切にします。
好きなことを中心に、自主的に取り組む子ども自身の中から、「ヤッター!」「できたよ!」という歓声が上がること。
そういった体験を重ねることが、その子らしい健やかな土台を育むと考えています。
子どもの「見て見て、やったよ!」、指導員の「待てたね、ゆずれたね」、保護者の「できたね、すごいね!」のハイタッチが響き合う、そんな場所であることを願って、児童発達支援事業所ハイタッチが誕生しました。
「わさん」のこと
「株式会社わさん」設立の願い
運営母体である「株式会社わさん」は、3つの「わ」をシンボルにしています。
子どもと子ども、子どもと指導員、指導員と保護者、さらには保護者と保護者が出会い、会話がはずみ、心が和み、交流の輪が広がる。
話・輪・和の「わ」が三つ。
子どもたち、保護者、指導員の笑顔が、ひかりかがやく事業所でありたいと願っています。
所長ごあいさつ
所長 岡田好美
児童発達支援事業所 「ハイタッチ」の管理者・児童発達支援管理責任者の岡田好美です。
この度、右京区太秦の地で事業所を立ち上げることとなりました。
私は、30年弱京都市立小学校で育成学級の担任を務めた後に初めて、前事業所で療育の機会をいただき、子どもたちに寄り添い、試行錯誤しながらも6年余りを過ごしてきました。
学童期の子どもたちとしか接してこなかった私にとって、そこで実感したことは、就学前は、特に成長がみられることが多いという事実でした。そんな喜びが今も忘れられず、体調を崩して一旦退職したのですが、元気回復したらもう一度、療育に携わる仕事がしたいと思い新規に立ち上げることを決意しました。
子どもたちが着実に成長することは言うまでもありませんが、療育に来るだけで成長や変化があるとも言えません。子どもたちが、自己肯定感を持ち、自信を持っていく大きな支えは、やはり保護者であるお母さんやお父さんの理解と関わりが大きな事であろうと思います。事業所に通所するようになって、叱ることの多かったお母さんが少しずつ口うるさい様子が減り、子どもの良さに気づいていかれる姿に、保護者の方自身も変容されるのだなあと感慨深い場面がしばしばありました。
そんな新鮮な体験を踏まえて、ハイタッチでは子どもと共に、保護者様も連動して子どもへの関わりや理解を深めて相互に伸びていく姿を実感していただけるように努めたいと思います。子どもは誰かのところに預けたり通わせるだけでは、子どもが成長する機会「できた」「わかった」と喜ぶ姿を見るのがおぼつかないと思いますが、いかがでしょうか。
ハイタッチでは、保護者様にも、子どもの活動のねらいや変容する姿を話し合うために時間を作っていただくことがあります。大変で手間のかかる事業所かもしれません。でもどうか、子どもたちのために、「話をし、心を和め、輪をひろげる」場所の創造に一緒になって歩んでいただければと願っています。 当事業所で、子ども・保護者・職員がハイタッチできる姿を目指していきたいと思います。